新潟県阿賀野川紀行「雪の阿賀町 草倉銅山・持倉鉱山など」 [風景写真]

2013・11・29  山口 冬人記

昨夜から降り続いた雪が12,3cm積もりました

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津川川港跡も雪催い

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豊作の柿も雪の中

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雪が降っても安心なのが「とんぼ通り」

とんぼは津川の方言で雁木のこと

高田の雁木が有名ですが当地のとんぼはそれよりも早く作られたようです

だから雁木発祥の地と書かれています

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我が家もとんぼがあります

だから当店のギャラリーは「奥阿賀ギャラリー喫茶とんぼ」と決めました

現在「渡辺智子 陶芸展」開催中

渡辺さんは上川に登り釜「翌檜工房」を主宰されています

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日本三大森林王の平田家の赤煉瓦はとんぼが無いから雪の中です

平田家は森林業他に醤油業や銀行も作りました

草倉銅山も会津藩から借用の許可を持っていました

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明治8年8月8日古河市兵衛に草倉銅山の権利を譲った

今は住居跡の石垣や山の神が当時を偲ばせる

古河市兵衛は今の古河財閥の創立者でした

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朝靄の神社跡

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山中には沢山の坑道が見られる

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草倉銅山と並んでもう一つ持倉鉱山がありました

ブロックの積まれた事務跡が五十母川上流に突然現れます

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アーチの美しい建物だったようです

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事務所対岸には精錬所跡が残っています

これは煙突の跡を下から覗いた様子

他に会津藩領時代には赤谷鉱山・三川鉱山・蝉平銅山・小花地の石灰など

沢山の鉱山がありました

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最後にいつも見ているつがわ嫁入り屋敷からの麒麟山

麒麟山と言えば私が子供のころトンネルの近くにベントナイト鉱床を掘る

坑道がありました

坑道の中は広い空洞でそこで遊んだ記憶があります

もう時効となった昔こと・・・

私の写真が載ている「奥阿賀の魅力」http://www.okuaga.com/about/

山口 冬人  JPS日本写真家協」会会員  NPP新潟県写真家協会会員

         現代俳句協会会員  俳誌「森」「寒雷」所属

     写真工房 冬人 2階 築100年超の古民家 「奥阿賀ギャラリー喫茶とんぼ」

     阿賀町津川3449  電話0254-92-4345


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